いくらきかく self-ism展

岐阜の街をもっと楽しくするためにアイデアを出すグループ「いくらきかく」が主催する、街への新しいアイデアを具体的な金額入りで提案する展覧会。「ジジババ不動産」の展示及び会場構成担当

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会場 岐阜市
日程 2003/4
プロデュース いくらきかく
参加アーチスト A.N.G(岐阜高専建築学科)
        BONNOH illustration(酒井良平)
        C+A(宇野亮)
        Design Water(鷲見栄児)
        UHNIES(岐阜市立女子短期大学)
        大建met

掲載誌 新建築 2003年5月号
    10+1 No.32

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主に岐阜で活動する建築家、家具デザイナー、イラストレーターが中心となって結成した、岐阜の街をもっと楽しくするためにアイデアを出すグループ「いくらきかく」。アイデアを求められてから考えるのではなく、こんなアイデアを持っているけど誰か買いませんか、というスタンスで値札のついた提案をする展覧会「self-ism展」を行う他、雑誌等で地方都市の街を考える活動を続けている。初回の展覧会会場となった芸文ダンスホールはその名の通り、ダンスホールとして90年代中頃まで利用された。利用者の減少から展覧会の行われる直後に改装されることが決まっていた為、最後の見納めに使用することとなった。展示は黒い展示ボックスに上半身を入れて見るスタイルになっており、1つ1つの展示をスルーしないでじっくり見られる。買い物に来たカップルや家族連れがふらっと入ってきて楽しそうに見学し、関心の高さを実感した。